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タンソンニャット周辺、偽装バイクタクシーが横行

2024年10月09日(水)07時00分 公開
タンソンニャット周辺、偽装バイクタクシーが横行

<写真:tuoitre.vn>

 

ホーチミン市タンビン区のタンソンニャット国際空港周辺で、偽装バイクタクシーによるボッタクリ被害が続出している。

 

現地メディアの報道によると、空港の駐車場付近でグラブバイクの運転手を装った者が、実際の運賃を大幅に超える料金を要求し、乗客を誘導するケースが多発しているという。

 

10月3日朝、タンソンニャット国際空港付近で、ある男性がグラブバイクの運転手を装い、1区のベンタイン市場までの運賃として19万3000ドン(約1149円)を提示した。

 

この距離の通常の運賃はグラブアプリで4万ドン(約238円)であり、約4.8倍の料金を要求したことになる。

 

このようなケースでは、偽装運転手がアプリを見せつつ渋滞やピーク時間を理由に、過剰な料金を正当化することが多い。

 

別のケースでは、1区のタオダン公園までの運賃として15万6000ドン(約929円)を提示したが、実際のアプリ運賃は4万2000ドン(約250円)であった。

 

運転手は「プロモーションがない時期だから高い」などと言い訳をし、乗客に待ち時間が長いことを強調して誘導する手口を使用していた。

 

これらの偽装運転手は顧客専用のアプリや不正な方法を用いて、出発地点や経由地を不自然に遠く設定することで、運賃を大幅に引き上げることがある。

 

ある利用者は空港から自宅までわずか2万1000ドン(約125円)の距離であるが、11万6000ドン(約691円)を要求されたと報告している。

 

また、別のケースでは通常4万3000ドン(約256円)で行ける距離に対して、偽装運転手が17万8000ドン(約1060円)を要求したという。

 

グラブベトナムの代表者は「同社は認定した運転手にのみ正規の制服を提供している。偽装運転手による不正行為が他の正規運転手や社会秩序に悪影響を及ぼしている」とコメントした。

 

タンソンニャット国際空港の関係者は、空港周辺の安全対策として地元当局と緊密に連携していると説明し、正規の車両やバイクタクシーを指定された場所で利用するように乗客へ警告した。

 

また、空港駐車場の運営会社であるTCP社は、偽装グラブバイクに対する警告を拡声器で頻繁に行い、特にピーク時にはセキュリティを強化しているという。

 

空港の利用者は事前に運賃や運転手の情報を確認し、万が一のトラブルが発生した場合にはすぐに警察に報告することが推奨されている。

 

しかし、依然として多くの乗客が被害に遭っており、さらなる対策強化が必要な状態である。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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