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中東の大手航空会社、ベトナム航空と戦略的連携を強化
<写真:tuoitre.vn>
ベトナム航空は10月28日、エティハド航空およびエミレーツ航空と相互協力に関する覚書(MoU)を締結した。
式典はUAEのドバイで開催された「ベトナム・UAEビジネス対話」の一環として行われ、ベトナムのファム・ミン・チン首相の立ち会いのもと実施された。
ベトナム航空の副社長であるグエン・チエン・タン氏は、ベトナム代表団とともに、エティハド航空とエミレーツ航空に対してMoUを正式に授与した。
これにより、ベトナム航空は中東地域とのネットワーク拡大を図り、UAEとの貿易促進、観光交流および経済発展の促進を目指す重要な一歩を踏み出す。
今回の協定に基づき、ベトナム航空とエティハド航空は旅客・貨物輸送の両分野における協力関係を構築し、アブダビとベトナム間の接続を強化する。
さらに、両社は会員プログラムである「Lotusmiles」と「Etihad Guest」の統合検討に加え、地上サービス、保守、物資・技術供給など多岐にわたる分野での協力を進める予定である。
また、両社は貨物輸送、マーケティング、デジタルトランスフォーメーション、eコマース、ビッグデータ、サイバーセキュリティなどのIT分野でも協力の可能性を模索する。
一方、エミレーツ航空とは、ベトナム・UAE間の航空路線の連携強化や、貨物サービス、技術・保守サービス、人的資源の開発などにおける協力が検討される。
こうした連携は、両国の航空業界の成長と、航空関連産業の発展に寄与するものであると同時に、各社のサービス向上および運営効率の向上にもつながると期待される。
エティハド航空は2003年に設立されアブダビに本拠地を持ち、エミレーツ航空は1985年設立でドバイを拠点とする。
どちらも高品質なサービスと広大な国際路線網で定評がある。
一方、ベトナム航空は1993年に設立され、100機以上の最新機材を保有し、国内外100以上の路線を提供している。
近年、国際航空協会APEXより「5つ星国際航空会社」として認定を受け、世界的な評価を獲得している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。