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自宅で彫師に包茎手術を依頼、男性が緊急入院

2024年11月08日(金)07時00分 公開
自宅で彫師に包茎手術を依頼、男性が緊急入院

<写真:tuoitre.vn>

 

ホーチミン市在住の男性が自宅で彫師に包茎手術を依頼した結果、重度の出血と組織損傷を伴う症状で緊急入院する事態となった。

 

ホーチミン市のビンディエン病院によると、N.V.H氏(24)はネット上で「自宅で包茎手術」を宣伝する彫師に依頼し、居住する下宿先で手術を受けた。

 

施術後、H氏はペニス全体が腫れ上がり変形し、内出血が恥骨部まで広がる深刻な状態に陥り、同病院で緊急手術を受けた。

 

医師は血腫の排出と止血のため、切開手術を実施した。

 

H氏はFacebookで検索して彫師をランダムに選び、住所の詳細も不明なまま依頼したという。

 

彫師はペニス切開後に金属ピンで閉じる措置を取ったが、ピンが外れて大量出血となった。

 

彫師は応急処置として糸で縫合したが、その後連絡が取れなくなり、H氏は知人に助けを求めて医療機関を訪れた。

 

その後、ビンディエン病院で改めて出血制御と感染防止のための手術が行われた。

 

手術は約1時間にわたって行われ、医師が約100gの血腫を取り除き、乱れた縫合部分を整えた結果、H氏の痛みや腫れは緩和され、順調な回復を見せた。

 

術後3日目には出血も止まり、H氏は退院した。

 

同病院の男性科副主任であるダン・クアン・トゥアン医師は「医療施設ではない場所で行われる手術は危険であり、適切な処置が行われないと重大な合併症につながる」と警告している。

 

特に、器具や環境の衛生が確保されない場合、感染症リスクが高まると指摘した。

 

ベトナムでは近年、刺青スタジオやスパが「自宅包茎手術」の広告を出す事例が増加し、これが簡易な手術と誤認される傾向がある。

 

しかし、実際には誤った処置によって壊死や重篤な後遺症を招き、場合によってはペニスの喪失にまで至る可能性がある。

 

医療機関ではない場所での施術は、患者の身体的・精神的なダメージを不可逆的にする可能性があり、適切な医療施設での手術を求める声が高まっている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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