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クアンガイで未成年妊娠の急増、保健当局に課題
2024年11月13日(水)07時00分 公開
<写真:tuoitre.vn>
過去2年間でクアンガイ省において少なくとも282人の未成年の少女が妊娠した事実が確認された。
同省保健当局の統計によると、これらの少女は12歳から18歳未満であり、13歳未満の事例も含まれている。
未成年の妊娠が多く見られる地域は、ソンハ、バト、チャボン、ミンロン、ソンタイの5つの山間部の郡である。
これらのケースの背景には、性的虐待や性教育の不足があるとされ、家庭環境や経済的困難が影響しているとみられている。
山間部のみならず、都市部のビンズオンやモードゥック、トゥギア、クアンガイ市でも少数ながら同様の状況が見受けられる。
クアンガイ省産児科病院によれば、2024年2月から10月の間に、32人の未成年少女が出産や妊娠合併症により入院した。
一方で、山間部5郡の医療センターでは249人の未成年の出産に対応している。
医療現場では、この状況が保健システムに大きな負担となっているという。
特に、山間部の医療センターでは十分な医療機器や人員が不足しているため、合併症が発生するたびに産児科病院に搬送する必要が生じている。
ある医療関係者は「家族の支援がない少女たちが多く、経済的にも厳しい状況であるため、医療スタッフがケアを担っている」と語った。
また、山間部のある村では17歳の少女が15ヶ月の幼児を抱え、さらに第二子を妊娠中である。
少女は貧困と学業の中断を理由に早期結婚に至り、3ヶ月後に妊娠したという。
同村の保健所長は「妊娠予防の啓発や教育を徹底しているが、未成年妊娠の発生を完全に防ぐことができていない」と述べ、地域の医療負担が大きいと嘆いている。
2023年だけでも25人の未成年が出産し、2024年は既に22人に達している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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