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ベトナムにおける中絶の現状、半数以上が学生
2024年08月30日(金)07時00分 公開
<写真:tuoitre-vn>
ベトナムでは高校生や大学生を中心とした若年層の中絶が深刻な問題となっている。
ベトナム家族計画協会によれば、国内では毎年およそ30万件の中絶が行われており、そのうち60〜70%が15歳から19歳の学生によるものである。
さらに、妊娠12週以上での中絶が約80%に達していることも報告されている。
ホーチミン市の病院による2023年の報告では、約4万3600件の出産および中絶のうち、528件が未成年者によるものであった。
これは、毎日1.5件の未成年者が病院で中絶や出産を行っている計算になる。一部のケースでは、10回以上中絶を繰り返す例もあるという。
医師によると、多くの女性が中絶後も月経が正常で生殖機能には影響がないと考えることが多いが、後に不妊症と診断されることが多い。
中絶による影響として、子宮内膜の損傷や癒着が挙げられる。これにより、自然妊娠が難しくなるばかりか、妊娠しても流産や早産のリスクが高まる。
特に、強引な中絶手術によって子宮が損傷し、将来的な妊娠の機会を失う可能性がある。
医師たちは、若年層の中絶問題を解決するためには、保護者や教育者が中心となって性教育を徹底することが重要であると指摘する。
思春期に入った子どもたちに対し、安全な性行為の重要性や望まない妊娠のリスクについて適切に教育することが求められている。
保護者や学校が連携し、子どもたちに正しい知識を提供することで、未然に問題を防ぐことが可能となる。
また、若年層が中絶を選ばざるを得ない状況に追い込まれないように、社会全体でサポートする体制を整えることが急務である。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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