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ホーチミンでデング熱患者が増加、1人の死亡を確認

2024年11月26日(火)07時00分 公開
ホーチミンでデング熱患者が増加、1人の死亡を確認

<写真:dantri.com.vn>

 

ホーチミン市ではデング熱の感染者数が南部地域で最も多く、すでに1人の死亡例が確認された。

 

ホーチミン市保健局は感染者の増加傾向が続いているとして警戒を強めている。同市保健局によると、24日時点でデング熱患者の累計が1万2000人以上に上った。

 

前年同期比で27.8%減少しているが、南部地域全体の感染者の25%を占めている。また、ホーチミン市の感染者数は2024年第37週以降、週を追うごとに増加傾向を示している。

 

ホーチミン市疾病管理センター(HCDC)によると、デング熱流行の危険因子が市内各地に広がっている。

 

ホーチミン市では蚊の幼虫であるボウフラが多く確認されており、家庭生活の中でこれらを除去する取り組みが重要である。

 

ホーチミン市疾病管理センターは、効果的な対策が取られなければ感染者はさらに増加する可能性が高いと警鐘を鳴らしている。

 

ベトナムでは最近、デング熱ワクチンの使用が認可された。

 

予防接種による免疫獲得が総合的な対策の一環とされる一方で、蚊の繁殖地を除去し、蚊に刺されないようにする基本的な対策も継続が求められている。

 

ホーチミン市保健局は年末に向けた感染拡大防止策として、区・郡の医療センターおよびコミュニティ医療施設に対し、感染者や流行地域の徹底的な調査と対策を実施するように指示した。

 

また、流行の拡大を防ぐため、感染状況を継続的に監視し、迅速かつ効果的な対応を求めている。

 

デング熱が疑われる症状が出た場合には速やかに医療機関を受診し、適切な診断と治療を受ける必要がある。

 

南部地域で最も深刻なデング熱流行地となっているホーチミン市において、行政と住民が一丸となり、感染拡大の抑制に向けた包括的な取り組みが急務となっている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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