おすすめのプロモーション
壮大な花火を含む芸術ショー、年末にかけてフーコックで開催
<写真:tuoitre.vn>
フーコック島で国際水準の芸術ショー「シンフォニー・オブ・ザ・シー(Symphony of the Sea)」が11月から開催される。
このショーはジェットスキーやフライボードの華麗なパフォーマンス、幻想的な照明効果、そして約20分間にわたる壮大な花火ショーが特徴であり、観光客に忘れられない体験を提供する。
ショーは毎晩19時45分からフーコック島南部の「サンセットタウン」で開催され、チケットは1人当たり25万ドン(約1525円)となっている。
オーストラリアの建国記念日やオリンピック級のイベントでも見られる高度な演出が、今回初めてフーコック島に持ち込まれる。
特に注目されるのは、400発以上の花火を使用したパフォーマンスである。
水中でのみ炸裂する「水花火」や、夜空を彩る「空中花火」など多彩な効果が組み合わさり、観客を幻想的な世界へ誘う。
この水花火はダナン国際花火大会で実績を持つ中国チームが製作し、ベトナムのショーとしては初の試みである。
また、ショーには世界チャンピオンを含む24人のトップアスリートが参加する。
フライボードの達人であるクリスティーナ・イサエワやトーマス・クビックらが、空中15mの高さで繰り広げるスリリングな技が見どころである。
LEDで彩られた衣装や光る翼を身につけたフライボード選手たちは、まるで「空飛ぶアイアンマン」のように夜空を舞う。
一方、ジェットスキーの選手たちは高速で移動しながら花火を散らし、ダイナミックな演出で観客を圧倒する。
ショーの特徴は国際的な演出にベトナム文化が巧みに取り入れられている点であり、オープニングではベトナムの伝統的な旗と花火が融合し、さらに竹笛の音色が郷愁を誘う場面もある。
シンフォニー・オブ・ザ・シーは、フーコック島における年末イベントの目玉として注目されており、他の観光施設やショーとともに、地域を国際的なエンターテインメントの新たな拠点へと押し上げる役割を果たしている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。