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ベトナム航空の日本路線拡大、25年7月にダナン〜大阪便
<写真:mekongasean.vn>
ベトナム航空は日本との航空路線30周年を記念する式典で、日本への便数を増加させ、新たな路線を開設する計画を明らかにした。
この式典は6日のベトナム国会議長チャン・タイン・マン氏の公式訪日を機に開催されたもので、両国の観光や航空業界の主要パートナーとの連携強化も発表された。
ベトナム航空が初めて日本への定期便を就航させたのは30年前で、ホーチミン市と大阪を結ぶ直行便が両国の航空市場を切り開き、経済・文化交流の重要な架け橋となった。
現在、ベトナム航空は東京、大阪、名古屋、福岡とハノイ市、ホーチミン市、ダナン市を結ぶ10の路線を運航しており、週平均122便を提供している。
この30年間でベトナム航空は日本路線で約10万便を運航し、約1600万人の乗客を輸送した。
日本はベトナムにとって航空需要が最も大きい国の1つであり、年平均20%以上の成長を遂げている。
式典でベトナム航空のレ・ホン・ハー社長は、30年前に日本路線を開設した決断が戦略的な一歩であったと振り返り、日本路線の拡大とサービス向上を目指すと述べた。
ベトナム航空は2025年7月にダナン市と大阪を結ぶ路線を週4便で再開する予定で、ハノイ市およびホーチミン市発福岡便の便数増加や、ハノイ市発名古屋便に広胴機を導入する計画も明らかにした。
また、ベトナム航空はサイゴントゥーリストグループ、MSツーリスト、日本ドリームツアーなどの観光業界の大手パートナーと覚書を締結した。
日本のJTBやHISとも協力し、両国間の観光促進や持続可能な旅行の推進に努める。
さらに、北海道や愛知県などの地方自治体と連携し、新たな定期便やチャーター便の運航を模索している。
日本はベトナムにとって重要な観光市場であり、2024年1月から11月までの統計によれば、65万5592人の日本人旅行者がベトナムを訪れ、同国の観光市場で5位を占めている。
ベトナム航空の日本路線拡大と新たな取り組みは、両国のさらなる交流促進と経済成長に貢献することが期待される。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。