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広大な空間と3トンの書籍、ハノイにカフェの新名所が登場
＜写真：dantri-com-vn＞
ハノイ市ホアンマイ区に位置するカフェ「Tiny Revolution」は、約1600㎡もの広大な空間と3トンに及ぶ書籍を収容した巨大な本棚が大きな特徴である。
11月末にオープンしたこのカフェは、SNSで話題を呼び、若者を中心に人気のスポットとして急速に注目を集めている。
店内には75㎡の天窓から明るい自然光が差し込み、天井まで届く壮大な本棚が設置されている。
この本棚には約3トンもの書籍が並べられており、訪れる人々に知的かつ独特な雰囲気を提供する。
オーナーであるフィ・ラン・コア氏によれば、本はカフェの空間デザインを際立たせる要素として活用されており、その演出により当初計画を大幅に上回るコストがかかったという。
その結果、訪問客を魅了する特別な空間が生み出された。
このカフェは2階建てで、最大500人を収容可能な広さを誇る。学習や仕事を目的に訪れる人も多く、全てのテーブルに充電設備を完備している。
また、プライベートミーティングルームも設置されており、その利用料金はドリンク約8杯分の価格に相当する。
訪問客の1人であるハン・リン氏は「本棚に囲まれたこの空間は、知識に満ち溢れているように感じる」と述べ、カフェの魅力を高く評価している。
外国人観光客からの人気も高く、訪れる人々は広々とした空間で本を楽しみ、写真撮影をしている。
店内の装飾にはアンティークのバイオリンやカメラ、電話機が使用されており、ノスタルジックな雰囲気が漂う。
飲み物の価格は3万～5万5000ドン（約189～346円）と手頃である一方で、味については意見が分かれている。
しかし、多くの人が空間そのものの魅力に満足しており、味の評価に関係なく足を運ぶという。
Tiny Revolutionは平日でも利用者が多く、週末にはエレベーターの待ち時間が発生するほどの賑わいを見せている。
単なるカフェとしてではなく、人々に癒しと新しい体験を提供する場として、ハノイ市内で確固たる地位を築きつつある。
Tiny Revolutionへのアクセスはこちらから。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
