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タンソンニャットT3ターミナル建設、連絡橋が1月中に完成予定
<写真:dantri.com.vn>
タンソンニャット国際空港T3ターミナル前の交通連絡を担う重要なインフラである連絡橋が、間もなく完成する見込みである。
ベトナム空港総公社(ACV)によれば、この連絡橋はランプ橋「C2」とメインブリッジ「EDW」の2つの主要構造から成り、それぞれの建設が順調に進行している。
ランプ橋C2については、2024年3月30日にすべての施工が完了した。一方、メインブリッジEDWでは全158本の橋脚と21区間の橋面が完成し、進捗率100%を達成している。
現在、メインブリッジEDWでは手すり設置作業が進められており、この作業は2025年1月中に完了する予定である。
連絡橋全体の引き渡しは2025年2月20日までに行われ、その後運用を開始する計画である。
この連絡橋は、T3ターミナル前の交通導線としての機能に加え、空港内外の円滑な接続を実現する現代的なシンボルとなることが期待されている。
連絡橋以外の主要インフラも順調に整備が進行中であり、飛行機の駐機場は7月からの運用開始を見据え、すでに完成率100%を達成し、検収も完了した。
一方で駐車場および周辺の交通インフラ整備では、地盤整備が20%、砕石基盤の敷設が90%の進捗率を記録している。
外構工事では地形整備が64%終了しており、植樹作業も計画された874本のうち283本が既に配置されている。
この結果、ターミナル周辺では近代的でありながら緑豊かな空間が形成されつつある。
T3ターミナルプロジェクト全体の進捗率は現在83%以上に達しており、主要な工事は計画通り、あるいはそれ以上のペースで進められている。
プロジェクトの完了は2025年4月30日が目標であり、大型祝日に合わせた運用開始を予定している。
プロジェクト管理委員会の責任者であるレー・カック・ホン氏によると、4月30日にプロジェクトを無事完成させるためには、1か月前までに全ての作業を終える必要がある。
ホン氏は「残された時間は90日未満であり、非常に大きな挑戦である。関係各所が一丸となり、さらなる努力が求められる」と強調している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。