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サイゴンパール国際学校、生徒減少で25年に閉校

2025年02月18日(火)07時00分 公開
サイゴンパール国際学校、生徒減少で25年に閉校

<写真:plo.vn>

 

ホーチミン市の有力な国際学校の1つであるサイゴンパールインターナショナルスクール(ISSP)が、2025年をもって閉校することを発表した。

 

ISSPの関係者によると、近年、学校を取り巻く環境が大きく変化し、ISSPは多くの課題に直面していた。

 

生徒数の減少に対応するため努力を重ねてきたが、現在の在籍数は当初の予測を大きく下回っており、運営の継続が困難になったという。この状況を踏まえて閉校が決定された。

 

2024-2025年度が最後の学年となり、最終授業日は2025年6月19日、その後の業務終了日は7月19日が予定されている。

 

学校側は閉校に伴って生徒と保護者の転校を支援するとしており、特に同じ教育グループに属するホーチミン市国際学校(ISHCMC)への編入を円滑に進めるための調整を行っている。

 

発表によると、2025年8月からの2年間は、ISHCMCへの編入生に対しISSPと同水準の学費を適用する。

 

また、ISHCMCは2歳〜10歳までの児童を受け入れており、ISSPと同じ国際バカロレア(IB)の初等教育プログラム(PYP)を提供しているため、教育の一貫性も確保される見込みである。

 

現在、ISSPは保護者に対し転校希望の確認を行っており、通知を受け取ってから1週間以内の回答を求めている。

 

学校側は専任チームを設置し、ISHCMCへの転校手続きに加え、他の国際学校の選択肢についても案内するとしている。

 

ISSPは18カ月から11歳までの児童を対象とする英語による単一言語の国際学校であり、ホーチミン市ビンタイン区に位置する。

 

Cognitaグループに属し、世界100校以上のネットワークを持つ。

 

国際学校協議会(CIS)およびニューイングランド学校・大学協会(NEASC)の認定を受けており、国際バカロレア(IB)の初等教育プログラム(PYP)の認可校でもある。

 

現在、20カ国以上の児童が在籍している。

 

今回の閉校決定により、ホーチミン市の国際教育市場にも一定の影響が及ぶとみられる。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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