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無断登山の外国人、ファンシーパンで遭難も無事救助
2025年03月06日(本日)07時00分 公開

<写真:baomoi.com>
ベトナム北部ラオカイ省のホアンリエン国立公園で、オランダ人登山者の男性がファンシーパン山を登山中に道に迷い、約4km離れた地点で発見された。
男性は軽傷を負っていたが意識ははっきりしていた。
遭難したのはオランダ国籍のクリスチャン氏(60)で、3日午前9時に単独で登山を開始した。
しかし、午後4時11分に妻のナタリー・マルガレータ・カローラ氏は、携帯のバッテリーが残り少なく、生き延びられるかわからないといった旨の連絡を受け取った。
その後、「今は川に沿って下っている。今夜会えることを願っている」とメッセージを受け取ったのを最後に連絡が途絶えた。
ナタリー氏は午後8時になっても夫と連絡が取れず、ホアンリエン村の行政機関に通報した。
現地当局は直ちに捜索隊を編成し、周辺の森林を捜索したが、当初は手がかりが得られなかった。
4日午前4時、地元行政職員や森林警備隊、住民ら計14人が2つの捜索隊を編成した。
一方はホアンリエン村のシンチャイ集落から、もう一方はホアンリエン国立公園のチャムトン地点から山頂へ向かった。
さらに午前中には新たに12人が加わり、カットカット村からの登山道や標高2800m地点のケーブルカー路線沿いを重点的に捜索した。
その結果、同日午前11時、遭難地点から約4km離れた場所でクリスチャン氏が発見された。
軽い擦り傷があったが健康状態に問題はなかった。
ホアンリエン村人民委員会のドー・ディン・フン委員長によると、捜索にはドローンやデジタル地図も活用されたという。
ファンシーパン山の登山には事前許可とガイド同行が義務付けられているが、クリスチャン氏はこの規定を知らず、単独で登山していた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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