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火鍋チェーンのハイディーラオ、年間売上2兆ドン超を突破

<写真:znews.vn>
中国発の火鍋チェーン「海底撈(ハイディーラオ)」は、2024年におけるベトナム市場での売上が8780万ドル(約131億7000万円)に達したことを発表した。
この数字は前年からの増加を示しており、ベトナムが同社の海外戦略において重要な市場であることを裏付けている。
運営会社であるSuper Hi Internationalが米証券取引委員会(SEC)に提出した年次報告によれば、同年の全世界売上高は7億7800万ドル(約1166億7000万円)で、前年比13.4%の増加を記録した。
中国本土を除く海外市場では、シンガポールが最大で1億5890万ドル(約238億3500万円)、次いで米国が1億350万ドル(約155億1500万円)、マレーシアが8120万ドル(約121億8000万円)で、ベトナムはそれに次ぐ主要市場の1つとなっている。
海底撈は2019年、ホーチミン市のビテクスコ・フィナンシャルタワーに国内1号店を開業した。
現在はハノイ市に6店舗、ホーチミン市に10店舗、ニャチャン市に1店舗を展開しており、国内の店舗数は合計で17に達している。
2022年以前、ベトナムの売上は「その他諸国」としてまとめられていたが、近年はその存在感が増しており、2024年には同社の海外売上全体の10%以上を占めるまでに成長した。
2024年末時点で海底撈は中国本土以外に122店舗を展開しており、前年から7店舗増加した。
年間の来店客数は2990万人にのぼり、前年比で11%の増加を記録している。
1人あたりの平均支出は25ドル(約3750円)で、前年から0.2ドル(約30円)の上昇となった。
一方で、為替の影響を受け、同年の利益は2140万ドル(約32億1000万円)となり、前年から15%の減少を示した。
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