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男性従業員を売春斡旋、飲食店管理者に実刑判決

<写真:dantri.com.vn>
ホーチミン市第5区人民裁判所は22日、男性従業員に対して売春を斡旋したとして、レストランの元管理者であるゴー・ディン・カオ・グエン被告(39)に懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡した。
罪状は売春斡旋であり、グエン被告の行為は組織的かつ反復的で悪質であったと認定された。
判決内容によれば、グエン被告はホーチミン市第5区にある飲食およびカラオケサービスを提供するレストランで複数の男性従業員を管理していた。
その職務の中でグエン被告は従業員を女性客や同性の顧客に対する売春相手として紹介していた。
特に「セックスツアー」と称する形式を積極的に活用し、長時間の滞在型サービスを提供する手口であった。
サービス料金は「短時間利用」で300万ドン(約1万8600円)、「セックスツアー」では600万ドン(約3万7200円)とされていた。
しかし、グエン被告は仲介料を得るため、顧客には実際よりも高額な価格を提示していた。
2024年3月20日、グエン被告は女性客に対し、男性従業員との2日間の「セックスツアー」を1800万ドン(約11万1600円)で案内し、従業員には1200万ドン(約7万4400円)と説明して差額を自身の利益として得ていた。
翌日、当該従業員と女性客がブンタウ市内のリゾートに滞在していた際、警察によって現行犯逮捕された。
また、同日中に別の顧客に対しても同様の斡旋を行っていたことが明らかとなり、計2件の売春斡旋が摘発された。
加えて、捜査の過程では他の男性従業員による性的サービスの斡旋も確認されたが、これは性交には至らず、性的刺激にとどまったため、刑事責任には問われなかった。
なお、当該レストランの経営者はグエン被告の斡旋行為について認識がなく、これによる金銭的利益も得ていなかったため、処罰の対象とはならなかった。
売春および買春に関与した当事者については、行政罰が科されている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。