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17歳少女を狙った卑劣な犯行、強姦・殺害未遂の男に実刑30年

<写真:congan.com.vn>
ロンアン省人民裁判所は12日、性的暴行、殺人未遂、財産強奪の罪に問われたソクチャン省出身の無職の男、タック・ゴック・バオ被告(20)に対し、計30年の実刑判決を言い渡した。
内訳は殺人未遂で懲役15年、強姦罪で懲役10年、強盗罪で懲役5年である。
判決文によれば、バオ被告は小学校1年生までしか修学しておらず、放浪生活を送っており、インターネットカフェでゲームをするか、SNSで友達を探していたという。
また、2023年6月22日に窃盗罪による懲役9ヶ月の刑期を終えていた。
バオ被告は2024年3月、SNSを通じてロンアン省タンチュ郡に住む17歳の少女Aと知り合った。
3月18日にAとAの自宅で会う約束をし、Aの自宅から約4km離れたカフェに14歳の少女Bと一緒に訪れた。
その後、カフェの顧客から携帯電話を借り、Aに「迎えに来るように」と電話をした。
バオ被告はBに嘘を付いて「カフェで待っているように」と伝え、Aのバイクに乗ってAの自宅に向かった。
その際に道中でAのバイクを奪おうとしたが、通行人がいたため諦めたという。
Aの自宅に到着した2人は庭先で会話をしていたが、バオ被告は突如としてAに対して性的暴行を試み、抵抗されたため首を絞めて失神させた。
その後、屋内に移動し、2度にわたり性的暴行を加えた。
Aが意識を取り戻すと、バオ被告は再び首を絞めて殺害を試みたが、Aは一命を取り留めた。
Aが死亡したと思ったバオ被告は、現場からバイクと携帯電話2台を奪って逃走し、ホーチミン市でこれらをおよそ380万ドン(約2万2800円)で売却した。
その後、Bと共にホテルに滞在し、ゲームセンターにいたところを警察に逮捕された。
裁判所はAが生存したのは偶然にすぎず、犯行の悪質性は極めて高いと指摘し、厳罰をもって臨む姿勢を示した。
また、バオ被告にはAに対する慰謝料として1億ドン(約60万円)の支払いも命じられた。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。