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ハノイでデング熱患者が倍増、雨季の流行拡大に懸念
2025年07月29日(火)07時00分 公開

<写真:www.qdnd.vn>
ハノイ市疾病管理センター(CDC)によれば、過去1週間に市内で報告されたデング熱の新規感染者数が72人となり、前週の2倍に急増した。
感染はハノイ市内126の街区・村のうち38か所で確認されており、なかでもタイホー区では13人、フオンズック街区とハットモン街区でそれぞれ5人、スアンフオン街区で4人の患者が報告されている。
2025年に入ってからの累計感染者数は475人であり、現時点で死者は確認されていない。
前年同期と比較すると感染者全体の数は減少傾向にある。
しかし、保健当局は雨季の到来に伴い、高温多湿な気候が蚊の繁殖に適した環境を作り出すため、今後さらなる感染拡大が懸念されるとして警戒を強めている。
保健省の発表によれば、全国における感染者数は約3万2000人に達し、前年同期比で11%の減少を示している。
しかし、一部地域では著しい増加が見られ、ベンチェ省では前年同期比346%増、タイニン省では274%増、ロンアン省では208%増、ドンナイ省では191%増、ホーチミン市では151%増と、急激な感染拡大が報告されている。
保健省予防局のヴォー・ハイ・ソン副局長は「流行初期から各自治体が徹底した防疫措置を講じなければ、2025年中に大規模な感染拡大が生じる可能性がある」と警告している。
デング熱は蚊によって媒介される急性の感染症であり、年齢を問わず誰もが発症しうる。
軽症であっても短期間で重症化する可能性があり、適切な治療が遅れれば死に至る危険性もある。
現在、最も有効な予防策は蚊の発生源となるボウフラの駆除と、蚊に刺されないようにする対策である。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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