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ベトナム市場におけるJCB、ブランド方針を生活密着型へ転換

<写真:cafef.vn>
クレジットカード大手のJCBは11日、ベトナム市場における新たなブランド方針「Japan Cùng Bạn(日本、あなたとともに)」を発表した。
この方針により、JCBは「日本で使えるカード」という既存のイメージを刷新し、ベトナムにおける日常生活に寄り添う存在へと転換を図る。
新たなブランド方針は、日本文化や日本のライフスタイルに親しみを持つベトナムの利用者層を主な対象としている。
JCBは「日本品質」と「日本らしさ」を単なるブランド価値として訴求するのではなく、それらを日常的な体験として提供することを目指す。
決済手段にとどまらず、食事、買い物、娯楽、旅行といった多様な生活シーンにおいて、利用者の身近な「パートナー」としての役割を強調している。
ブランドのビジュアルには、ベトナムの伝統絵画である「ドンホー版画」が採用された。
過去から学び、新たな創造へとつなげるという理念のもと、伝統と現代性を融合させたデザインにより、親しみやすさと新しさを同時に表現している。
さらに、ブランド刷新に合わせて「Happy Weekend」キャンペーンを開始した。
毎週末に特典が提供される本キャンペーンでは、2026年3月末まで、KOI Thé、チュングエンレジェンドコーヒー、ニトリ、AEONESHOPなどで最大30%の割引を受けられる。
他にはFPTショップ、PNJ、パンドラで50万ドン(約2800円)相当の特典が提供される。
JCBは2011年にベトナム市場でのカード発行を開始し、2024年には累計発行枚数が300万枚に達した。
2025年中には400万枚を突破する見通しであり、今後は旅行やヘルスケア分野における提携拡大を通じて、ベトナム市場における存在感を一層高めていく方針である。
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