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イオンベトナム、フンイエン省に初出店

<写真:hangthat.thuonghieucongluan.com.vn>
イオンは10月2日、ベトナム北部フンイエン省において「イオン・ヴァンザン総合商業センター・スーパーマーケット」を開業した。
新店舗は、首都ハノイ近郊に位置する大型商業施設「Vincom Mega Mall Ocean City」内に構えられており、ベトナム国内での出店は11拠点目となる。
なお、イオンがVingroup傘下の商業施設内に出店するのは今回が初めてであり、基幹テナントとしての位置付けを担う。
同店舗は延床面積7550㎡で構成されており、1階にはスーパーマーケットと総菜売場「イオン・デリカ」が配置され、2階には衣料品や生活雑貨、各種専門店が展開されている。
主なターゲット層は、若年層の家族、観光客、および周辺の工業団地で働く労働者層であり、「ワンストップ型の買い物拠点」として利便性を提供することを目指している。
イオンはこの新店舗の開業を通じて、首都圏東部における生活利便性の向上および商業エリアの活性化に貢献する方針を掲げている。
9月には南部タイニン省において「イオン・タンアン」を開業しており、今後は紅河デルタ地域、中部地域、メコンデルタ地域を重点エリアとして出店を拡大していく方針を示している。
同社はベトナムを日本に次ぐ戦略市場として位置付けており、消費者の利便性志向や食品の安全性に対する関心の高まりを背景に、事業拡大を加速させている。
現時点でベトナム国内には、ショッピングモール8施設、総合スーパー15店(簡易型を含む)、中小型スーパーマーケット45店、コンビニエンスストア182店、専門店29店を展開している。
さらに、2025年末までに3店舗の新規開業を予定しており、年間成長率約30%を維持している。
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