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偽ブランド香水を大量押収、HCMCで偽造工場を摘発
2025年10月28日(火)07時00分 公開
<写真:thanhnien.vn>
ホーチミン市警察経済犯罪対策課(PC03)は24日、大手ブランドの偽造香水を製造・販売していた犯罪組織を摘発し、約2万本の偽香水を押収したと発表した。
事件の主犯とされるのは、トゥードゥック市タムビン地区に拠点を置くグエン・フオン社の代表グエン・ゴック・トー(40)およびその妻チュオン・ティ・マイ・ヒエン(41)である。
調査によれば、トーは2024年初頭から香水市場の需要に着目し、独自に調合法を習得した。
妻と共に製造機器や原材料、Chanel、Gucci、Dior、Yves Saint Laurent、Versace、Burberryなどの著名ブランドの模倣瓶を調達し、タムビン地区カイケオ通りの工場にて偽香水の大量生産を開始した。
製造には親族を動員し、香料の調合から瓶詰め、ラベル印刷・貼付、包装に至るまでの全工程を自社内で完結させていた。
完成品はSNSやオンライン上のグループを通じて宣伝・販売され、全国の顧客に宅配便で出荷されていた。
警察は捜査の一環として、会社の事務所、倉庫、工場の3カ所を一斉に捜索した。
その結果、約2万本の偽香水に加え、製造に使用された化学薬品や香料、ラベル印刷機、打刻機などが押収された。
不正に得た利益は150億ドン(約8700万円)を超えると見られている。
当局は収集した証拠に基づき、トー夫妻を含む11人を偽造商品の製造・販売および脱税などの容疑で起訴した。
事件は依然として捜査中であり、警察は関係者の洗い出しと流通ルートの特定を進めている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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