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偽ブランド香水1万本を押収、ホーチミンで7人を逮捕

<写真:tuoitre-vn>
ホーチミン市公安は、著名ブランドの偽香水を大量に流通させていたグループを摘発し、1万本以上の偽香水を押収した。
押収された偽香水は、正規品としての換算価格で100億ドン(約5600万円)を超えると見られている。
摘発の対象となったのは、ルー・フン・ファット容疑者とその妻を中心とするグループである。
容疑者らは中国から密輸された香水を基に偽製品を製造し、ホーチミン市内の複数拠点に保管していた。
これらをシャネルやブルガリ、ディオール、イブ・サンローランなどのブランド製品としてパッケージングしていた。
また、グループは5人の作業員を雇い、商品の分類や梱包作業を行わせていた。
通信アプリやSNSグループ、宅配サービスを活用し、偽香水は全国の消費者に向けて広範囲に流通されていたことも確認されている。
6月18日にホーチミン市警察は事業登録住所、梱包作業場、倉庫の3か所を一斉に捜索した。
合計で1万本以上の偽香水が押収され、ファット容疑者夫妻および関係者5人が緊急逮捕された。
現在は偽造品の販売、密輸、脱税などの容疑で厳正な捜査が進められている。
また、21日朝にはハノイ市タインオアイ郡で、大量の未使用口紅が廃棄されているのが発見された。
口紅には包装やラベルがそのまま残されており、韓国ブランド「Black Rouge」の製品が多くを占めていた。
現場には多くの市民が集まり、スマートフォンで写真を撮影しSNSに投稿する姿が見られたほか、一部の人々は製品を持ち帰る様子も確認された。
午後には大部分の口紅が持ち去られ、現場にはわずかな残骸のみが散乱していた。
製品の出所や廃棄の経緯については明らかになっておらず、市民の間では「偽ブランド品ではないか」「使用期限切れではないか」といった懸念が広がっている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。