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ホーチミンの犬猫飼育者は注意、狂犬病対策で登録を義務化

2025年12月01日(本日)07時00分 公開
ホーチミンの犬猫飼育者は注意、狂犬病対策で登録を義務化

<写真:langsontv.vn>

 

ホーチミン市人民委員会は、2026年から2030年を対象期間とする「狂犬病予防・対策プログラム」を承認し、同市で犬や猫を飼育する市民に対して、地域の人民委員会への飼育登録を義務付ける方針を発表した。

 

本施策は犬猫に対する狂犬病管理を徹底し、2030年までに人の狂犬病による死亡例をゼロとすることを目標としている。

 

2026年には少なくとも20の地域を「安全区域」として認定し、その後段階的に認定地域を拡大することで、最終的に2030年には60地域の認定を目指すとしている。

 

登録義務に加え、飼い主には以下の責務が課される。

 

第一に犬猫は家庭内で適切に管理し、公共の場に連れ出す際にはリードおよび口輪の装着を義務とする。

 

第二に狂犬病ワクチンの定期的な接種が義務化される。

 

第三に異常行動が見られた場合には直ちに隔離し、地元当局または獣医機関への報告が求められる。

 

第四に放し飼いにより動物が捕獲された場合、飼い主は収容および処分にかかる全費用を負担することとなる。

 

最後に飼育動物が他人に損害を与えた場合には、飼い主がその賠償責任を明確に負う。

 

地方政府は定期的に飼育世帯および動物数の報告を行い、ワクチン未接種や放し飼いなどの違反行為に対しては厳正に対処する。

 

また、必要に応じて放し飼い動物や感染が疑われる動物を捕獲するチームの編成も行う方針である。

 

本プログラムの実施により、ホーチミン市は動物由来感染症に対する都市レベルの予防体制を強化し、公衆衛生の向上および市民の安全確保を図るとしている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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