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世界で最も混雑する航空路線、HN〜HCMC線が第4位に

2025年12月26日(本日)07時00分 公開
世界で最も混雑する航空路線、HN〜HCMC線が第4位に

<写真:baobacninhtv.vn>

 

英ロンドンに本拠を置く航空・旅行データ分析会社OAGは23日、2025年の世界で最も混雑する航空路線ランキングを公表した。

 

それによると、ハノイ〜ホーチミン線は8年連続で世界トップ10入りを果たし、前年に続いて第4位に位置付けられた。

 

同路線の年間供給座席数は約1100万席に達し、前年比で4%増加した。

 

新型コロナウイルス流行前の2019年と比べても8%の増加となっており、需要の回復と拡大が明確に示されている。

 

OAGは路線の混雑度を供給座席数に基づいて算定しており、平均片道運賃は約67ドル(約1万570円)と、2024年比で11%下落した。

 

OAGは同路線が2025年において6社が就航する高い競争環境にあると分析している。

 

既存のベトナム航空、ベトジェット、バンブー航空、パシフィック航空、ベトラベル航空に加え、年後半からサン・フーコック航空が新たに参入した。

 

中でもベトナム航空とベトジェットは1日数十便を運航し、市場シェアの大半を占めている。

 

国内航空市場全体では、旧正月(テト)や夏季の繁忙期を除き、運賃は前年よりも落ち着いた水準で推移している。

 

その背景には、航空燃料価格の下落がある。

 

2025年上半期のジェット燃料(Jet A-1)の平均価格は1バレル当たり66~68ドル(約1万410〜1万730円)となり、前年同期の約100ドル(約1万5780円)から大幅に低下した。

 

さらに、エンジントラブルなどにより運航停止となっていた機材数は28機に減少し、2024年末比で5機の改善がみられた。

 

各航空会社が新造機の導入を進めていることも、供給余力の回復を後押ししている。

 

OAGのランキングでは、2025年の首位は韓国の済州国際〜ソウル金浦線で、供給座席数は約1438万席に達した。

 

これに日本の札幌(新千歳)〜東京(羽田)、福岡〜東京(羽田)が続き、アジア太平洋地域の路線が依然として強い存在感を示している。

 

一方、サウジアラビアのジェッダ〜リヤド線は前年比13%増と最も高い伸びを記録し、トップ10の中で唯一、同地域以外から選ばれた路線となった。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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