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ベトナム北部に強い寒気、山間部では氷点下に迫る寒さも
＜写真：thanhnien.vn＞
1月1日にかけて、ベトナム北部に強い寒気が南下し、広範囲に影響を及ぼす見通しである。
気象当局によれば、寒気はまず東北部に到達し、その後、紅河デルタや西北部へと拡大する。
1月2日から3日にかけて、山岳部および中部で寒波が到来し、一部地域では厳寒となる可能性もある。
平地での最低気温は11〜14度、山岳部では8〜11度、高地では7度を下回ると予測されている。
米国の気象情報サイト「Accuweather」によれば、ハノイ市の1月1日の気温は15〜22度、翌1月2日には14〜18度まで下がる見込みである。
標高1500m以上のラオカイ省サパ町では、1月3日に最低気温が7〜9度に達するとの予測も出ている。
中部地域もこの寒気の影響を受け、1月1日にはタインホア省からゲアン省にかけて雨および雷雨が予想されている。
中部の最低気温は13〜16度と見込まれており、南下する寒気によって寒さが強まる見通しである。
さらに、1月2日から4日にかけては、ハティン省からダナン市、クアンガイ省からダクラク省、カインホア省にかけて広い範囲で雨が降るとされている。
気象局は、今回の寒波により内陸部では北東風が強まるとし、沿岸部では風速4〜5級、瞬間的に6級の強風が吹く可能性があると警告している。
北部湾では風速6〜7級、瞬間的に8〜9級に達し、波高は2〜3mとなる見込みである。
パラセル諸島を含む北東海域では波高が3〜5mとなる荒天が予想される。
また、南中部からホーチミン市、南部海域にかけても風速6級、瞬間的に7〜8級、波高2〜4mの強風と高波が予測されており、広範囲で注意が必要とされる。
この寒波および強風の影響により、家畜や農作物への被害が懸念されるほか、局地的な大雨により冠水や土砂災害が発生する可能性もある。
特に低地や都市部、工業団地では、短時間の大雨による浸水被害が懸念されている。
気象当局は、住民に対して早めの防寒および防災対策を講じるように呼びかけている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
