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急速に冷めたラブブブーム、残るは投資家の後悔
<写真:giadinh.suckhoedoisong.vn>
ホーチミン市の若年層を中心に一時的な熱狂を巻き起こしたアートトイ「ラブブ(Labubu)」や「ベイビースリー(Baby Three)」の人気が急速に失速し、投資目的でこれらを購入していた愛好家の間で後悔の声が広がっている。
ある会社員男性(25)は、かつて85万ドン(約5060円)で購入した希少モデル「ベイビースリー・涙目バージョン」を10万ドン(約595円)で売却しようと試みたが、買い手から「時代遅れ」と言われ落胆したという。
同氏は2024年末に取り残されることへの不安に駆られて10点以上、総額700万ドン(約4万1650円)を超えるコレクションを揃えた。
しかし、2025年初頭にはブラインドボックス玩具の人気が下火となり、新品の流通増加によって希少性が薄れ、収集意欲も減退していった。
2025年7月には中古市場での供給が急増し、販売希望者が殺到した。投稿の大半が「値下げ」や「在庫一掃」といった文言で埋め尽くされた。
一方、買い手の数は減少し、かつて高値で取引されたアイテムも「タダ同然」でしか売れない状況が続いている。
このような市場の冷え込みの背景には、アートトイ全体の需要減退がある。
ブルームバーグのデータによれば、2025年末までに「ラブブ」や「ベイビースリー」など主要シリーズのセカンダリーマーケット価格は平均24%下落した。
また、製造元であるPop Martの株価もピーク時から約40%減少し、時価総額は110億〜130億ドル(約1兆7248億〜2兆384億円)規模で縮小した。
多くの愛好家が当初は数体の購入にとどめるつもりであったが、次第に収集がエスカレートし、結果として数十体を所有するまでに至った。
投資額に見合ったリターンを得ることができず、手放すことも困難な「袋小路」に陥っている。
専門家は「アートトイに限らず、ヨーグルトドリンクや激辛ラーメンなど、かつての一過性ブームと同様に、供給過多や飽きによって需要が一気に冷え込む」と指摘する。
その上で、トレンドに乗る際には支出の限度を明確に定め、流行が一過性のものかどうかを冷静に見極めることの重要性を説いている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。