ベトナムの主要な海底ケーブルAPGが断線 海外サーバー接続に影響か
ベトナムのライフライン海底ケーブルであるアジア太平洋ゲートウェイ（APG）は、火曜日午前6時30分、香港から125キロ離れた場所で断線した。
東南アジアの主要インターネットサービスプロバイダであるベトナム郵政公社（VNPT）によると、この断線はベトナムからGmail/YouTube/Facebookなどの海外サーバー接続に影響を与えている。
しかし、多くのインターネットサービスプロバイダによれば、VNPTはこの問題の対処に精通しているため、ケーブルに障害が発生した時に備えて、予備を蓄えている。
VNPTの代表は、海外のサーバーに関連するトラフィック量を促進するために、安全な他のケーブルシステムへの国際的なインターネットトラフィックの経路を変更させると述べた。
また、ケーブルの問題に関する情報を顧客に提供し、迅速なサポートとインターネットサービスの品質を保証する解決策を採用すると述べた。
インターネットサービスプロバイダによると、いつAPGが復元されるのかはまだ決定されていない。
ベトナムを横断する重要な国際ケーブルシステムは、イントラアジア（IA）、アジア - アメリカゲートウェイ（AAG）、現在断線しているアジア太平洋ゲートウェイ（APG）の3つである。
その中でもAPGは、マレーシア/シンガポール/ベトナム/香港/台湾/中国/日本/韓国などアジア太平洋地域の8つの国と地域をつなぐ、長さ約10,400キロの海底ケーブルだ。
また、アジアの中では最大容量の54Tbpsを供給することができ、過去数年間にわたって繰り返し問題を抱えてきたAAGに取って代わることが期待されている。
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