ベトナムの喫煙事情

2016年06月23日(木)00時00分 公開
ベトナムの喫煙事情

ベトナムはタバコの需要を削減したのにも関わらず、国内の喫煙者数が世界最多レベルの国だ。WHO健康開発総合研究センターもタバコ規制枠組み条約などを設け、喫煙者減少に勤めているが、ベトナムの喫煙者数はほとんど減少しなかった。

ところが一方で、家庭での受動喫煙率は下がっていた。2010年は家庭内の受動喫煙率が73.1%であったのに対し、2015年になると59.3%まで減少していたのだ。

また、ハノイの医科大学やベトナム統計総局、米国疾病管理予防センター、及びWHOが行った共同調査により 喫煙関連疾患で年間40,000人が死亡、そして肺癌患者の96.8%は喫煙者であることが明らかになった。

保健省のDr. Luong Ngoc Khue氏は、ベトナム人成人男性の47.4%、そして成人女性1.4%が喫煙者であり、全体では1530万人以上が喫煙者であると述べた。これらの人が毎年タバコに費やしているお金を合計するとUS$624.26万にもなる。

専門家は、このままの状態が続くと、2030年までに喫煙関連疾患による死者が270,000人/年間になってしまうことを予期している

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