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Grab、Uber買収で脱税か、情報開示要求を拒否
GrabがUber買収に際して脱税していた疑惑が発覚した。
ホーチミン市税務局はGrabが最大の競合相手であったUberを買収した際の取引情報を開示するように要求している。
今回、税務局が取引情報の開示をGrabに要求した理由はUber買収で脱税疑惑が生じたからだ。
ベトナムの税制度ではベトナム国内でビジネスを行なっている外資系企業は会社の所在地に関わらず政府に税金を納めるという決まりがある。
しかし今回の買収では取引内容の詳細が明かされておらず、税務局はいくらGrabが税金を支払う義務があるのかということすら把握できずにいる。
またUberは売収の直前にベトナム政府から230万ドル(約2億4000万円)の借金をしていたが未だに返済出来ずにいるそうだ。
しかしUberはこれまで脱税を繰り返していたことが新たに判明し、実際の負債額は460 万ドル(約5億円程度)にのぼると言われている。
Grabは「負債の返済責任はUber側にある」と主張し、莫大な借金を肩代わりすることを拒んだ。
貿易仲介会社の社長兼弁護士であるDoan Van Hau氏は「買収したが負債の肩代わりをしないというGrabの決定はベトナムの法律と国際法に反している。GrabはUberが脱税していた全ての税金を支払う義務がある」と述べる。
ホーチミン市税務局はこれまで何度もUberの未納税金の回収作業を地元の銀行に依頼していた。
しかしUberがベトナム国内に銀行口座を保有していないため、回収不可能だった。
そのため今回ホーチミン市税務局はUberに対して訴訟という措置に踏み切ったという。
今回、脱税疑惑のあがったGrabも現在ベトナム工商省の取り調べを受けている。
ベトナム政府は国内だけでなくマレーシア、フィリピン、シンガポールにおけるUber買収取引の詳細についても開示を求めている。
出典:e.vnexpress.net
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