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ハノイ市で離婚迫った妻を夫がガソリンで焼殺か
夫のNgo Van Hung容疑者は離婚を迫った妻のNguyen Thi Vinhさんにガソリンをかけて、殺害した。
救急搬送されるもVinhさんはまもなく死亡した。ハノイ市のHoang Mai公安はHung容疑者を殺人罪で起訴することに決めた。
Vinhさんは1952年にハノイ市で6人兄妹の末っ子として生まれ、高校卒業後にHung容疑者と交際を始めた。一方、Hung被告には離婚歴があり、子供がいる。
Hung被告は、ギャンブルに依存しているため、Vinhさんの両親が何度も離婚を説得したという。しかし、Vinhさんは「幸せも苦労も自分次第」と言い張り、離婚に反対していたという。
結婚後、夫婦はガスの販売店を開いた。商売が軌道に乗り、貯金が貯まるとHung容疑者の生活は荒れ始めた。酒やギャンブルに没頭する日々を過ごしていたという。
ギャンブルへの没頭具合は日に日にエスカレートし、Vinhさんの出産入院期間中にはお金を全て持ち出し、ギャンブルに投じてしまったという。
養育資金は底を尽き、Vinhさんは生まれた子供を自分の両親のもとへと預けた。
事件直前、Vinhさんは親族の前でHung被告に「生活習慣を改めなければ別れる」と離婚を勧告したが、Hung容疑者は納得せず、その場で離婚届を破り捨てたという。
Hung被告のギャンブル依存症はその後も続き、店の経営資金も底をついた。店の倒産後、二人は別のガス販売店で働くことを余儀なくされたが、Hung被告はギャンブルへの依存から抜けられず、解雇された。
当初Hung被告と離婚するつもりのないVinhさんだが、この一連の出来事で離婚の意志を固めたという。
妻のVinhさんの離婚の申し出を受け入れることができなかったHung 容疑者は、妻を殺害することに決めた。そして、ガソリンを入れたペットボトルをHai Ba Trung地区で用意して、ナンバープレートを外したバイクでHoang Mai区のVinhさんが働く店に行ったという。
店に着くとHung被告はVinhさんを目掛けて走りかかった。
恐怖を感じたVinhさんは部屋の扉を閉めようとしたが、間に合わなかったという。
口論が過熱した結果、Hung被告はVinhさんにガソリンをかけそばにあったタバコ用ライターで点火し、2人とも大火傷を負った。
その後、Vinhさんは緊急搬送されたものの死亡が確認された。一方のHung被告は一命をとりとめ、現在Phu Tho省Tri duoi郡医療センターに搬送され監視下に置かれている。
Vinhさんの葬儀は静かに行われた。Vinhさんの両親は「私たちは泥とわらで出来た穴だらけの家で貧しい生活を送っている。憎いHungを思い出し、さらには貧しい生活の中でVinhさんの子供を養わなくてはならない。精神的にも金銭的にも辛い」と述べた。
Hoang Mai公安はこれまでの証拠から殺人事件と断定し、さらなる捜査を進めている。
出典:vietso.biz
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