ベトナム、ビール消費量ランキングが大幅に上昇

2018年06月11日(月)00時00分 公開
ベトナム、ビール消費量ランキングが大幅に上昇

ベトナムはわずか6年でビール消費の世界ランキングが30位上昇した。

 

<ホーチミン、レストランでビールで乾杯する様子(Tuoi Treニュース)>

 

金曜日に開催された国際会議で世界保健機関(WHO)の専門家は「ベトナムは数年前から急増するアルコールの消費量の減少とビール消費量の世界ランキングを下げることに努めてきた」と話す。

 

WHOベトナムアドバイザーのNguyen Tuan Lam氏はハノイで開催されたアルコール乱用を防止する草案の会議で「2016年、ベトナムはアジアで第3位、世界で64位のビール消費国だった。2010年は世界でビール消費量が94位だったが、たったの6年間で64位まで上昇した」と話す。

 

WHOの専門家は「ベトナム人は1年間に平均8.3リットルのアルコールを消費している。世界の平均アルコール摂取率は男性と女性の割合が48%と29%に対して、ベトナムではそれぞれ77%、11%だ」と述べる。

 

ベトナム人男性のビール消費に関すると、ベトナム人男性は15歳以上から1年間で平均27.4リットルのアルコールを消費している。2010年の統計ではベトナムは東南アジアと西太平洋地域で2番目に大きなビール消費市場であり、アジア全体では10位、世界では29位の大きな市場であるという。

 

ベトナムの地場企業は現在の国内ビール消費量ではアルコールの生産や消費を厳しく規制する必要があるという状況を把握できていない。

 

業界関係者はアルコール乱用の有害な影響に対する法律を作る必要がないと考えている。なぜならすでに国内でのアルコールの生産と使用を規制する法令や決議、指令を含む83の法律文書が存在しているからだ。また、ベトナムのアルコール消費量は年間に4.4リットルとWHOの専門家が提示している8.3リットルと比較するとはるかに低いと推測している。

 

アルコール乱用の防止に関する法令草案は2019年初めの国会で提出される予定だ。この法案は草案が開始されてから10年が経過しており保健機関の準備期間では最長だ。この草案は現在も議論が続けられているという。

 

出典:Tuoi Treニュース

 

 

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