ベトナムの不動産グループであるVinグループは新たに電子機器生産事業を展開することを明らかにした。同グループはスマートフォン生産に乗り出し、事業を軌道に乗せたうえで他の電子機器の生産にも取り掛かる予定だ。

 

Vinグループは不動産や小売、宿泊、電子商取引、ヘルスケア、教育、農業、自動車生産など様々な分野での事業を進めてきたが、今週火曜日に新たに「Vsmart」というブランド名でスマートフォンを開発・生産する方針を発表した。

電子機器生産を手掛けるVinSmartは自動車メーカーである「Vinfast」に続くVinグループの新事業で、3億ドン(約150万円)の資本金で創業する見込みだ。

 

VinSmartは今後、「Vsmart」と呼ばれるスマートフォンをはじめとする小型電子機器ブランド商品の生産と人工知能(AI)や自動装置、次世代型の機械の開発研究と実験、実装を行う方針だ。

 

「Vsmart」の工場はベトナム北部のHai Phong省にあるDinh Vu・Cat Hai経済特区の敷地内にある自動車メーカー「Vinfast」に建設される予定だ。

 

現在、Vingroupは世界的に有名なコンサル会社数社と提携し、デザインコンサルタントの雇用や専門家の招聘、スマートフォン部品の意匠権の獲得、生産設備への投資に向けて動いている。

 

VingroupのVsmartの副社長と総責任者のNguyen Viet Quang氏は「コンサル会社とともにスマートフォン事業を経営していくことで、Vsmartは最先端技術の製品を生産できるようになる。これにより、生産効率が向上し、製品の質も保証できる」と述べる。

 

さらに同氏は研究センターを設置し、ベトナム国内で特許権を獲得する予定を明らかにした。これにより製品の生産や製品の実用化が進むという。

また、同氏は「我々は製品の研究と新技術の導入に資金を投じたい。投資することで技術レベルの面でベトナムを世界的に注目される存在にしたいのだ。スマートフォン製造などハイテクで複雑な産業に参入することはVingroupにとって会社の方向転換を意味する。今後は知識や科学を駆使してより品質の高い製品を生産し、ベトナム経済の更なる発展に貢献したい」と今後への展望を明らかにした。

 

 

出典:Tuoi Treニュース

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