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中国のスマホブランド、ベトナムに参入か
ハノイやホーチミンの携帯ショップのスマホ売り場ではサムスンやアップルのスマホ売り場の隣に、OppoやHuawei、Vivoといった中国製のスマホが販売されている。
以前、現在中国製のスマホが販売されているコーナーにはHTCやLG、BlackBerry、Asusといったメーカーのスマホが販売されていた。
Cau Giay区の携帯ショップのオーナーによると「中国ブランドのスマホは他のブランドと比較したとき、価格面で優れている。驚くほど安く、見た目も申し分ない」という。
ベトナム人は数百万ドン(約数万円)で中国製のスマホを購入し1~2年間使用した後、新しいスマホを購入するのが一般的だ。
携帯ショップのオーナーは「アップルやサムスンの製品は高所得者しか購入しない。仮に200万ドン(約1万円)払ってiPhoneを購入したとしても、2年後には時代遅れになっているだろう」と話す。
ベトナムの中間所得者層のスマホ市場はサムスンとOppoがシェアを占めている。
OppoやXiaomi、Huawei、Honor、Vivoに加えて、ベトナムでは小さなブランドが数多く存在しており、それぞれのブランドはオンラインショップを持っている。現在ベトナムには数十もの中国ブランドがあり、HTCやLG、BlackBerryなどの海外の大手スマホ会社をベトナムの市場から追い出そうとしているという。
ベトナムは世界市場への拡大を狙う中国にとって重要な市場だ。
2017年にベトナムを訪れたXiaomi社CEOのLei Junによると、ベトナムは巨大な3つの市場の1つだという。同氏はベトナム訪問直後に、Xiaomi社公認のMi Storeをホーチミンに設立したという。
ドイツのマーケティングリサーチ企業のGfKによると、Oppoはベトナムで2番目に巨大なブランドだという。1番目はサムスンで3番目はアップルだ。2012年後半からベトナムで中国ブランドが参入が始まっている。また、2018年3月にはベトナムで最も売れているスマホブランド5社のうち3社は中国のスマホブランドであった。
最近では、2020年までにHuaweiがベトナムで第2位のスマホブランドになるという驚くべき発表を行った。この計画が実現するにはスマホ市場の21%を占めるOppoと10.2%を占めるアップルを上回らなければならない。
現在、中国製のスマホは自撮りやSNSが好きな端末機能の充実したスマホを求める若者を主なターゲットにしているが、製品の製造には多額の費用が不足している。
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