国内LCCに続き、ベトナム航空も運賃引上げか

2018年07月04日(水)00時00分 公開
国内LCCに続き、ベトナム航空も運賃引上げか

ベトジェットやジェットスターに続き、ベトナム航空も運賃を引き上げる見込みだ。税金や手数料の増加によりチケット価格が倍増している。

 

<ベトジェットやジェットスターに引き続き、ベトナム航空も運賃を引き上げる見込みだ>

 

ベトナム航空によると、1週間以内のうちに、顧客データ管理改善のためのシステムメンテナンスにかかる手数料を追加徴収し始めることを計画しているという。今回追加徴収されることになる手数料は国内の短距離路線では8万ドン(約400円)、850㎞以上の国内長距離路線では15万ドン(約750円)となる予定だ。国際線は7ドル(約774円)だ。

 

ビジネスクラスとエリートクラス、プレミアムエコノミークラスでは今回の手数料は免除される。

 

 

また、ベトナム航空は航空券のウェブ購入手数料も引き上げる予定だ。ウェブで予約を行った場合、国内線は5万ドン(約250円)で国際線は7ドル(約774円)の追加手数料を徴収するという。

 

夏の祝日期間にベトジェットとジェットスターはシステムメンテナンス手数料を引き上げている。ジェットスターは7万ドン(約350円)引き上げ、21万ドン(約1050円)の手数料を徴収しており、ベトジェットは手数料を21万ドン(約1050円)~37万ドン(約1850円)に引き上げている。

 

キャンセル料や変更料などの手数料も同様に引き上げられている。

 

ホーチミン市で旅行代理店を経営するMai Thanhさんは運賃の引き上げが自身の事業に影響を与えることを危惧しているという。9月、ホーチミン・ヴィン間の航空券は50万ドン(約2500円)であったが、手数料が変更したことで100万ドン(約5000円)に値上げされている。

 

 

Mai Thanhさんは「航空会社のウェブサイトでは航空券代金が29万9000ドン(約1495円)または49万9000ドン(約2495円)と表示されている。しかし税金や手数料によって、表示価格の2倍の値段になる。多くの消費者は代理店が高額な手数料を徴収していると思っており、問題が発生する」と話している。

 

これまで輸送費は休暇支出の3分の2を占めており、手数料の引き上げは旅行会社にとっても困難なことだ。

 

2018年初めから、ベトナム民間航空局は複数の空港でサービス手数料を増額している。それに伴い地方航空会社は様々な種類の手数料の増加を図っている。

 

出典:dtiニュース

 

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