ベトナム航空、機内での免税品販売を再開へ
ベトナム航空は今年6月の初旬より世界的ブランドのキングパワーと提携し、機内での免税品販売を再開する見通しだ。ベトナム航空は現在、機内での免税品販売を停止していたのだ。
ベトナム航空のLe Hong Ha副社長はDtriニュースに対して「機内での免税品販売は飛行時間が3時間以上の国際線で再開される予定だ。ベトナムと韓国、日本、中国、フランス、ロシアを結ぶ約30路線で免税品販売が行われる見込みだ」と説明する。
同氏は免税品のメーカーについては「ベトナム航空のフライトでは常に大手で定評のあるメーカーの商品を販売している。以前にはアイメックス・パンパシフィック（IPP）グループと提携していた。今回は別の大手ブランドのキングパワ―と提携することになっている」と話す。
ベトナム航空の代表によると、免税品の支払い方法は現金払いとカード払いから選べるという。通貨はベトナムドン、日本円、ユーロ、オーストラリアドル、シンガポールドル、ポンド、ウォンでの支払いが可能だ。クレジットカードはVISAカードなど7種類の国際クレジットブランドが利用できるそうだ。
Ha氏は「フライトをオンラインで予約し、免税品は機内で購入するのが現在のトレンドになっている。今後はベトナム航空の利用者も航空券を自社サイトで予約し、免税品を機内で購入できるようになる」と加える。
ベトナム航空は2018年の半期で収入が150万ドル（約1億6350万円）になる見込みだ。2019年には310万ドル（約3億3790万円）、2020年には550万ドル（約5億9950万円）まで増加することが予想されている。
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