ベトナム人少女殺害事件被告、無期懲役判決

2018年07月09日(月)00時00分 公開
ベトナム人少女殺害事件被告、無期懲役判決

 

<渋谷安恭正被告の写真(共同通信社)>

 

7月6日、日本で行われた裁判員裁判で昨年、千葉県で発生したベトナム人少女殺害事件の被告に終身刑の判決を下した。

 

検察側は渋谷恭正被告に死刑を求刑した。6日のベトナム通信社によると、同被告はベトナム人少女Le Thi Nhat Linhさん(9)の殺害事件への関与を繰り返し否定していたという。

 

少女の父親であるLe Anh Haoさんは渋谷恭正被告(47)に対して死刑を求刑している。

 

両親と一緒に日本へ移り住んだLinhさんは、千葉県松戸市六実第二小学校に通う小学3年生の女の子だった。

 

2017年3月24日、Linhさんは行方不明になった。その2日後、我孫子市の排水溝近くで遺体が発見された。

 

4月14日、六実第二小学校の元PTA会長の渋谷恭正被告は警察に逮捕された。同被告の車で発見された髪の毛がLinhさんのDNAと一致したからだ。

 

渋谷被告はLinhさんを車で誘拐した疑いで起訴された。その後、性的暴行を加え絞め殺し、死体を遺棄したという。

 

同被告は一貫して容疑を否認していたため、捜査は難航したという。

 

昨年、Linhさんの家族は千葉裁判所に対して、渋谷被告に死刑を求める運動を行っていた。

 

この運動はベトナム国内や海外で幅広く注目を集めた。

 

出典:Tuoi Treニュース

 

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