ベトナム、インスタント麺消費量世界5位に

2018年08月21日(火)00時00分 公開
ベトナム、インスタント麺消費量世界5位に


<2017年、ベトナムはインスタント麺消費量ランキングで世界5位だった(VnExpress)>


2017年、ベトナムのインスタント麺の消費量は50億6000万袋と非常に多く、インスタント麺消費量ランキングで世界5位にランクインした。


世界ラーメン協会(WINA)によると、2017年のベトナムのインスタント麺の消費量は2016年の消費量の49億2000万袋より2.8%多かったという。


ベトナムは2012年以来、インスタント麺の消費量の多さは世界4位だったが、昨年は消費量が54億袋だったインドがベトナムを超え、5位という結果になった。

 

トップ5入りしたほかの国は中国(389億袋)、インドネシア(126億袋)、日本(56億袋)だ。

 


ベトナムの人口は9300万人であり、2017年の1人当たりのインスタント麺の消費量は平均53.5袋でその多さは世界3位に上るという。韓国の1人当たりの消費量は73.7袋、ネパールは51.1袋という結果になった。


2016年、ベトナム人は平均で年間53袋のインスタント麺を消費しており、この数はインドネシアの49袋、日本の44袋、中国の38袋と比較しても多い。


地元企業はベトナム人消費者をターゲットに海外企業と連携してインスタント麺のバリエーションを充実させていくことで、ベトナムの大きなインスタント麺市場でのビジネスチャンスを獲得しようと奔走している。


ベトナム国内のインスタント麺の消費量が増加していることに比例して、地元のインスタント麺製造業者の売上も好調であるとの報告も出ている。


エースコック(Acecook)ベトナム株式会社はVnExpressに対し、今年上半期の総利益が前年同期比8%増にまで及んだという。


また、同じくインスタント麺を製造するColusa Milike Food株式会社は今年上半期の純利益が昨年同期比10%増の1210万ドル(約13万1890円)になったと報告している。


2017年には世界中で1000億袋のインスタント麺が販売され、1日平均2億7000万袋が消費された。

 

食品業界の状況を報じるオンラインニュースサイト「FoodDrive」は、市場調査会社のIMARCグループの報告によると、2017年の世界のインスタント麺の市場価値は400億ドル(約4兆3600万円)に及び、2023年には550億ドル(約5兆9950万円)に到達する見込みだという。

 

出典:VN EXPRESS

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