おすすめのプロモーション
ホーチミンで飲酒運転の車がバイクに突っ込む、死傷者多数
10月21日(日)夜、ホーチミンの交差点で自動車がバイク数台に突っ込み、1名が死亡し大勢が負傷した。
<事故後、大破した自動車の様子(写真提供:VnExpress/Son Hoa)>
報道によると、事故を起こしたのはNguyen Thi Nga容疑者(46)で、ディエンビエンフー通りを速度超過で運転していたという。サイゴンブリッジに差し掛かった際、ハンドル操作ができなくなり、Hang Xanhの交差点で信号待ちをしていたバイク6台以上に突っ込んだという。
事故を起こした車はその後、タクシーに衝突してようやく停止した。
身元は明らかにされていないが、バイクドライバー1名が死亡、多数が負傷し病院に搬送された。少なくとも7名が入院しているという。
<現場検証を行う警察(写真提供:VnExpress/Son Hoa)>
「事故直後、中年の女性が自動車から降りてくるのを見た。女性は怯えていた様子だった。」と事故の目撃者は述べた。
容疑者女性は警察の取り調べに対し、ホーチミン1区のレストランでビールを飲んでいたことを話した。
警察によると、帰り道、容疑者は眠気に襲われ、ハンドル操作ができなくなった結果、今回の惨事を引き起こしてしまったという。
容疑者の呼気中アルコール濃度は0.94ミリグラムだった。警察官は「0.94ミリグラムという濃度は運転手が意識を失うほどアルコールを大量摂取したことを示すものだ」と述べた。現在、Nga容疑者は事情聴取を受けている。
被害者や目撃者は、事故が起きた際、爆発音のような大きな音がして驚いたと振り返った。
「バイクや人があちこちに倒れていて、まるで戦地のようだった。」と同事故で負傷したThaoさんは述べた。Thaoさんによると死亡者は約20メートルほど車に引きずられていたという。
10月22日(月)午前1時30分まで、事故区域は通行止めになった。
<運悪く事故に巻き込まれ損傷したタクシー(写真提供:VnExpress/Son Hoa)>
統計によると、ベトナムでは交通死亡事故は珍しくなく、1時間に約1人の死亡者が出ている。
交通安全基準を守らず、死亡事故を起こした場合、最高15年の懲役刑に罰せられる。
出典:VNEXPRESS
関連記事
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。