ホーチミン、廃棄物処理場を移転

2018年10月31日(水)00時00分 公開
ホーチミン、廃棄物処理場を移転

ホーチミン市は市内中心部の廃棄物処理場を減らし、郊外地域に増設する予定だ。

 

ホーチミン、廃棄物処理場
<ホーチミン市Bình Chánh区の廃棄物処理場の様子(写真提供:VNS)>

 

ホーチミン市の長期計画では、市内の廃棄物処理場を2025年には40箇所、2035年には36箇所に削減するという。


ホーチミン市は新たに22箇所の廃棄物処理場を建設する予定だ。建設予定地としては、2区、8区、Binh Tan区、Nha Be区、Cu Chi区だ。2区、5区、8区、9区、12区、Binh Tan区、Cu Chi区、Nha Be区には17箇所の廃棄物処理場がある。


2025年~2050年の期間で市内中心部にある廃棄物処理場を削減し、郊外に増設する計画だ。


使用停止予定の6箇所の廃棄物処理場は別の目的で使用される予定だ。使用停止予定の処理場はBinh Trung Tay(2区)、Ba Lai(6区)、Tan Hoa(11区)、Nguyen Kiem(Phu Nhuan区)、Ba Diem(Hoc Mon区)、Tan An Hoi(Cu Chi区)だという。


2025年までに拡張や改修が行われる予定の34箇所の廃棄物処理場は引き続き使用される。一方で北西廃棄物処理施設(Cu Chi区)とDa Phuoc固形廃棄物処理場(Binh Chanh区)に新たに巨大な廃棄物処理場が建設される予定だ。


廃棄物処理場への投資


ホーチミン市の計画では、廃棄物処理場は生活地域から離れた場所に建設し、環境に配慮する必要がある。また、廃棄物処理場には排水処理施設も備えていなければならず、悪臭、騒音、粉塵を防止する必要がある。


ホーチミン市の廃棄物処理場は1箇所当たり5000~1万平方メートルの広さがある。2025年までに家庭用廃棄物の受け入れも予定している。


廃棄物処理場は規定に従って家庭、医療、その他の廃棄物に分別し貯蔵することを要求されており、国家機関が定めた環境基準と技術基準を満たす必要がある。


ホーチミン市人民委員会は地方自治体に対し廃棄物処理場の建設を計画しており、民間企業からの投資を受けた所から優先的に建設を行っている。


仮に、民間企業にとって廃棄物処理場のプロジェクトが魅力的でなかった場合、人民委員会は現行の規則に従って国家予算を使ってプロジェクトを進行させる予定だ。


この提案は計画投資省を通じて人民委員会に伝わっている。


現在、Tu So処理場(7区)、Electrical Cabin処理場(8区)、Long Hoa処理場(9区)、Phuoc Long A処理場(9区)、Tan Thoi Hiep処理場(12区)、Hiep Thanh処理場(12区)、Hiep Binh Chanh処理場(Thu Duc区)、Tan Thoi Nhi処理場(Hoc Mon区)、Binh Khanh処理場(Can Gio区)の9箇所が閉鎖予定だ。

 

出典:DTIニュース

 

 

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