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世界遺産のハロン湾で汚染が深刻化、魚が大量死か
2018年05月14日(月)00時00分 公開
ユネスコ(UNESCO)の調査によると、近隣の湖から毎日大量の汚染水が流入しハロン湾の汚染が深刻化しているようだ。
ハロン市内の湖付近の住人によると、湖では何年にも渡り魚の大量死が続いているという。
汚染は周辺住宅の生活排水が流出していることが原因だとみられている。
ハロン市内に在住するNguyen Van Ban氏は「湖に生息する魚は汚染水への耐性は強いが、大量死しているようだ。つまり、これは湖の汚染が深刻化しているということだ。汚染水が直接ハロン湾に流れているため、早急に対処しなくてはならない。」と述べる。
ハロン市内にある湖の中でも、ハロン湾から最も近い場所に位置する湖の汚染が深刻化している。
湖周辺には2つの団地があり、生活排水が直接流れ込んでいるのだという。
近年、ベトナムは観光業が活発化している一方で、観光地では観光客が捨てたゴミによる水質汚染が深刻化している。
周辺住民や自治体がゴミの回収作業を行なっており、今年だけでも既に530トンものゴミが回収されている。
ハロン市役所によると、毎日およそ2トン以上ものゴミを周辺住民や自治体が回収しているという。
ゴミは下水道管や湖の周辺に蓄積されているようだ。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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