11月19日(月)夜、タンソンニャット国際空港に緊急着陸をするベトジェット航空の機内では乗客がパニックに陥り、叫び声をあげたり、祈りを捧げていたという。

 

<11月19日(月)夜、緊急着陸のためタンソンニャット空港に引き返したベトジェット航空機内の様子:乗客撮影>

 

離陸直後に緊急事態宣言をしたホーチミン発ハノイ行のベトジェット航空(VJ)198便は約30分間ホーチミン上空を旋回し、タンソンニャット国際空港に緊急着陸した。緊急着陸まで同便に搭乗していた乗客はパニックに陥いり、中には叫び声をあげる人や祈りを捧げる人もいたという。

 

同便が午後7時5分にタンソンニャット国際空港を離陸した10分後、機体の不具合を知らせる警報が機内に鳴り響いた。機長の迅速な判断で、同便は点検のためにタンソンニャット空港に引き返したとベトジェット航空代表者が11月20日に明らかにした。

 

緊急着陸後、同便の点検を行った結果、警報は誤作動で機体に不具合などはなかったとベトジェットの代表者は発表した。今回緊急着陸をした機体は、通常通りの運行を再開したという。

 

ベトジェット航空は同便の乗客に対し、振替輸送を行った。ベトジェットの代表者は同便の点検でベトジェット航空の運行計画には大幅な遅れが生じたが、乗客の安全が最優先事項だと話した。

 

しかし、SNS上では同便のパニックに陥っている乗客や、恐怖のあまり叫び声をあげる乗客、手の平を合わせ祈りを捧げている乗客の写真や動画が早くも拡散されていた。

 

航空機追跡サイト「Flightradar24」のデータによると、ベトジェット航空198便は高度1万1000フィートから5000フィートまで降下し、午後8時6分にタンソンニャット国際空港に緊急着陸したという。

 

<ベトジェット航空の便はしばらく旋回した後、タンソンニャット空港に引き返し、緊急着陸したことが表示されている「Flightradar24」の画像>

 

10月30日、同様の出来事がハノイ発韓国釜山行きのベトジェット航空でも発生した。同便は点検のために香港に緊急着陸したという。原因は警報の誤作動によるものだった。

 

ベトナムの航空産業は近年急激に成長している。2018年上半期、ベトナムの飛行機搭乗者数が5300万人を突破し、昨年同時期に比べで14%増加したという。

 

出典:VnExpress

 

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