ダナン、日本政府に対しゴミの分別モデルの提示を要求
2018年11月29日（木）00時00分 公開
＜ベトナム中部ダナンの道路で仕事を行う清掃員（写真提供：Tuoi Tre）＞
ダナン政府当局は日本政府に対し、ベトナム中部のゴミ問題を解決するためにゴミ分別モデルの提示を要求した。
11月27日（火）に開催された市の会議で天然資源・環境省のVan Hung氏はゴミ分別調査の情報を確認した。
ゴミ分別プログラムは人民委員会に承認を得るために文書が作成され、提出されたと同氏は続けた。
ダナン人民委員会のHuynh Duc Tho氏は、毎日、ダナン市では約1000トンのゴミが排出されており、毎年約20％上昇していると述べた。
Tho氏は、埋め立てられているものの、ダナン市はこの処理方法を続けることで土地を使い果たしてしまうと予測している。
地元企業は特定の廃棄物を燃料や肥料、資材に変換できるように投資を行なっている。
＜ダナン市、Khanh Son埋立地の様子（写真提供：Tuoi Tre）＞
Tho氏、しかし、廃棄物が適切に分類されずに処理されていることもあると述べた。
また、同氏はダナン市当局はゴミの分類を行うためにホーチミンで適用されている分類と類似した規制を設け罰則を定める予定だと続けた。
ホーチミン市当局は11月24日から住民に対し、ゴミの分別を呼びかけている。この規制は政府が違反者に対し罰則を科す前に、段階的に導入される見込みだ。
ダナンでは行政職員が市民に対しゴミ箱やゴミ袋を提供することでゴミの分別が促されることを期待している。
また、行政は廃棄物の収集や輸送、処理を担当する部署のサービス改善にも取り組む予定だ。
2019年5月からダナンにてゴミ分別システムは開始される見込みだ。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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