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テト後の購買意欲低下か
<<国産果物が市場で売られる様子(写真:SGGP)>
2月11日、さまざまな商品が卸売市場やホーチミンにある市場に出荷されたが、購買意欲は低下したことが記録されている。
Co.opmartやBigCをはじめとするスーパーマーケットやSatrafoods、VinMartなどのコンビニエンスストアの来店者数は通常よりも少ないという。
ホーチミン10区にあるNhat Tao市場やHoa Hung市場、3区のBan Co市場、12区のTan Chanh Hiep市場などのローカル市場の買い物客数もテト前に比べると少ないという。
コンビニエンスストアでも、通常通りの商品量が入荷したのにもかかわらず、来店者数は少ないそうだ。
ホーチミン12区にあるTan Chanh Hiep市場のNgo Thi Tuoiさんは、テト期間で多くのホーチミン住民が帰省や旅行をしており、まだ戻ってきていないと話した。テト期間に脂やタンパク質の多いものを食べるため、テト後は主に野菜や果物がよく売れるという。市場内の多くの店がまだ開けておらず、一部の店は2月19日(旧暦で最初の満月になる日)まで店を開けないという。
香草は1kgあたり3万ドン(約150円)〜3万2000ドン(約160円)、キュウリは1kgあたり2万5000ドン(約125円)〜3万ドン(約150円)、唐辛子は1kgあたり2万5000ドン(約125円)〜3万ドン(約150円)前後で販売されているという。エビ、カニ、イカ、ワタリガニなどの鮮魚類は普段よりも高い値段で販売されている。
ホーチミン卸売市場の代表によると、通常通りの入荷がされており商品価格は安定しているが、購買意欲は弱まっているという。2月10日〜11日、Thu Duc卸売市場では一晩あたり2500トンの商品、Hoc Mon卸売市場では1400トンの商品が入荷したそうだ。
卸売市場では、ダラット産のトマトが普段より5000ドン(約25円)安い1kgあたり1万ドン(約50円)、キュウリが1kgあたり2万5000ドン(約125円)、Ly Son産のにんにくが1kgあたり6万5000ドン(約325円)、スイカが1kgあたり1万3000ドン(約65円)、マンダリンオレンジが1kgあたり5万5000ドン(約275円)、Hoa Loc産のマンゴーが1kgあたり13万ドン(約650円)だ。商品にもよるが、小売価格は卸売価格よりも数千ドン〜数万ドン高いという。
Hoc Mon卸売市場責任者のNguyen Tien Dungさんは、2月10日〜5月5日にかけて徐々に入荷数が増加していくと話した。今後24日間は、通常の90%にあたる5万7600トン(1日あたり2400トン)が入荷予定だとつづけた。
ホーチミン12区のDong Bac通りやDuong Thi Muoi通り、ホーチミン3区のVo Van Tan通り、ホーチミン5区のTran Binh Trong通りやBui Huu Nghia通りなど、一部の地域の店やレストランはまだ営業を再開していない。
11日、ホーチミン人民委員会副委員長のLe Thanh Liem氏はSaigon Co.opとSatrafoodsを訪問し、2社が商品を安定的に供給し価格を安定させた上、テト期間中の需要に合わせて営業時間を延長したとして賞賛した。
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