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テトの現金需要でATMの現金不足か
<1月29日、Tan Binh工業地区で現金を引き出す人々の様子>
テトが近づき、現金需要が高まるホーチミンでは、現金不足が原因で使用できなくなっているATMが確認されているが、具体的な解決策が未だ見つかっていない。
サコム銀行はATM1072台を市内に設置しており、現金補充のため従業員を配置しているという。しかし、同行は利用者に対し、ATMではなく、できるだけ銀行支店の利用を促している。
エクシムバンク代表もテト休暇の前後にはATMの監視を行なっていると述べた。
また、ベトコムバンクはATMでの取引が通常の4倍になったと発表した。ATM内に10万ドン札(約500円)しかなくなった場合、取引額は500万ドン(約2万5000円)から350万ドン(約1万7500円)に制限しているという。ATMに5万ドン(約250円)紙幣しか残されていない場合、取引額は175万ドン(約8750円)に制限される。
しかし、多くの人々はATMの問題について不満を漏らしている。
1月29日、Tan Binh工業団地の労働者は、十分なお金を引き出すために5回〜7回、ATMを利用しなければならなかったと話した。また、銀行近くの警備員によると、ATMでは引き出しができず、カードを返却される利用者が多く見受けられたという。ATMから現金を引き出せるかどうかはギャンブルのような状態になっているという。
「機械は通常動いており、サービスを利用できると思っていたが、現金を引き出そうとすると、引き出しができず、カードが返却されてしまう」とTan Binh工業地区の労働者であるHienさんは話した。
Tan Tao工業団地の労働者であるTran Thi Hienさんは、1000万ドン(約5万円)を引き出す必要があったが、1台のATMは故障しており、もう1台のATMは混雑していたと話す。他の銀行のATMから現金を引き出すには金額制限があり、通常より高い手数料がかかるという。
Binh Tan区やBinh Chanh区、Cu Chi区などの郊外地域ではATMがあまり多くないため、このような状況が当たり前のように起きている。Ga Vap区出身のTran Van NinhさんはATMに問題が生じたため、現金を引き出すのに数日かかったという。
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