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ベトナム政府のコロナ対策、国民の93%が満足、日本は最下位
<写真:Unsplash>
イギリスの「YouGov」が実施した新型コロナウイルスに関する調査で、ベトナム政府の新型コロナウイルス対策に対してベトナム国民の93%が満足していると回答したことが明らかになった。
調査対象国の中で、ベトナムは最も満足度が高い国となった。
データは4月20日時点のもの。
「YouGov」はイギリスに本社を置き、国際的なインターネットベースの市場調査およびデータ分析を行う企業だ。
調査対象の16か国のうち、ベトナム政府の新型コロナウイルス対策への満足度は93%(4月20日時点)で最上位となった。ベトナムに次いでインドが89%で2位、デンマークが88%で3位にランクインしている。
一方、日本の満足度は32%で最下位となった。
また、26ヵ国を対象に行われた感染への恐怖に関する調査では、4月20日時点で、ベトナムと日本で恐怖を感じていると回答した人は86%にのぼり1位となった。
感染への恐怖に関する調査の調査対象国はオーストラリア、カナダ、中国、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、香港、インド、インドネシア、イタリア、日本、マレーシア、メキシコ、ノルウェー、フィリピン、サウジアラビア、シンガポール、スペイン、スウェーデン、台湾、タイ、アラブ首長国連邦、イギリス、アメリカ、ベトナム。
この調査では、ベトナムと日本に次いでマレーシア、フィリピン、タイが上位になっており、アジア地域で感染の恐怖感が高まってることが見受けられる。
一方、アメリカやヨーロッパ諸国は下位にランクインしており、感染への恐怖感がアジア諸国に比べて高くないことが見受けられる。
ベトナムは新型コロナウイルスの感染が国内で確認された1月下旬から東南アジアでも最も厳しい措置を講じており、現在のところ封じ込めに成功している。
新規感染者がほとんど確認されていないことを受け、4月22日からは社会隔離が段階的に緩和されている。
イギリス・オックスフォード大学の研究では、ベトナムが社会的距離を保つ措置を緩和するのに最も適した国だと評価されている。
※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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