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ベトナム、30歳までの結婚と早期出産呼びかける
2020年05月06日(水)00時00分 公開
<写真:VNエクスプレス>
ベトナム政府が国民に対して、30歳までに結婚をし、早期に子供を出産するよう呼び掛けた。
4月28日にフック首相が発令した決定は、生殖可能年齢における女性の合計特殊出生率(TFR)を2人から2.2人に維持することを目的としている。
合計特殊出生率(TFR)とは、人口統計上の指標で、一人の女性が出産可能とされる15歳から49歳までに産む子供の数の平均を示す。
現在、今回の決定とは反対に、合計特殊出生率の低い地域が増加している。
ベトナム政府は今回の決定を受け、女性は30歳になる前に結婚し、35歳までに2人目の子供を産むよう呼びかけている。
また、出生率が2.2以下の地域では、2人の子供を持つことのメリットや、子供の人数が少ないことと結婚が遅いことのデメリット、および社会経済の開発への影響について教育する必要があるという。
一方で、カップルが2人の子供を持つことを奨励し、子育てへのサポート、ベビーシッター、ミルクバンク、教育への財政支援、などの手厚いサービスを拡大する必要があるという。
さらに、この決定によるとフック首相は地方自治体に交際クラブや結婚コンサルタントを提供するように指示している。
計画投資省傘下の総統計局が2019年に行った国勢調査によると、ベトナムの人口は約9620万人に達した。
これは世界15位、東南アジアではインドネシア、フィリピンに次ぐ3位の人口だ。
ベトナムの人口の68%は15〜64歳で、65歳以上の割合は最も増加している。
専門家は、出生率が低くなることで急速に高齢化が進み、年金、健康保険、社会保障などの社会福祉システムに負担がかかると警告している。
※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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