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不動産バブルを受け、ベトナムの銀行が借入規制を強化へ
2018年05月07日(月)00時00分 公開
ベトナムの不動産価格が継続的に上昇していることを受け、多くの銀行が不動産投資家に対して貸出金利を1〜2%引き上げていることが分かった。
5月2日、ベトナム大手のExim銀行は不動産のローンに対して新たな利率を定めたという。
12ヶ月〜24ヶ月のローンの借り入れ利率は年間で1%ほど上昇することとなり、利率は2年間ローンで11%となった。
ホーチミン市、Thủ Đức 地区の2区と9区では需要の拡大を受け、不動産価格が急激に上昇している。
Exim銀行の役員はLao Động 紙の取材に応じ、「今回の利率変更を受け、銀行職員は毎日対応に追われている」と話す。
ベトナムのVietA銀行は借り入れ利率の12.38%にすることを発表したものの、土地購入の需要拡大のため、依然としてローンの組み立て申し込みが後を立たない状態だという。
ホーチミン市2区のNgọc Anh区長は、「ホーチミン市の9区の土地を買うため、10億ドン(約500万円)を銀行から借り入れしようと考えていたが、今回の利率上昇を受け借り入れを一度思いとどまった」と話す。
以前は不動産購入価格の最大70%ほどを貸付していたが、ベトナムでは不動産価格の不安定な状態が続いており、現在貸付を行なっているのは不動産価格の約30〜40%のみである。
ベトナム国立銀行のホーチミン支店局長であるNguyễn Hoàng Minh氏は、「銀行は、現在のベトナムの不動産バブルが弾け、ローンが回収出来なくなってしまった場合に備える必要がある。銀行員はローンの組み立ての許可を慎重に行い、借り入れに関する新たな規則を作っていくことも必要だ」と述べた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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