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ベトジェット、新たに100機のボーイング機を購入
7月18日、イギリスで開催された「ファーンボロー国際エアショー2018」で大手格安航空会社ベトジェットと米航空機製造大手ボーイング社は総額127億ドル(1兆3970億円)で新たに旅客機「737MAX」100機を発注した。
ベトジェットエアの社長兼CEOを務めるNguyen Thi Phuong氏とボーイング社の社長兼CEOを務めるKevin McAllister氏は今回、世界の一大航空イベントで歴史に残る大きな契約をかわすこととなった。
ボーイング社のKevin McAllister代表は「ベトジェットエアが最新のボーイング機を購入したことにより、2社間の協力関係を強化できることを大変誇りに思う。ベトジェットエアから繰り返し受注することで737MAXが最高クラスの機体であることを証明できた」と述べた。
「今回の契約によりベトジェットエアとの協力関係がさらに強化されるだろう。そのひとつが貿易をはじめとするベトナムとイギリスの2国間関係の改善に寄与することだ」とKevin氏は続けた。
今回、ベトジェットエアがボーイング機を100機購入したことで、アジア・太平洋地域をはじめとする世界各国の航空会社との連携がしやすくなることが予想される。さらに、今回機体を増やすことで2025年までに発着便数の増加や最新設備の導入、燃費向上が期待されている。
今回の契約内容にはボーイング社がベトナム国内の航空サービスの改善に向けた全面的な支援をしていくことが含まれている。支援の具体的な内容として機体のメンテナンスや修理、分解修理、パイロットやエンジニアの養成が挙げられる。他にも、ベトナム国内の航空会社や航空業界全体のマネジメント機能の向上や自動化を図る特別プログラムも用意されているようだ。
現在、ベトジェット社はA320とA321機を含む60機以上の飛行機を保有しており、毎日385便以上運行しているという。
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