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ノンヌオック・カオバン国立ジオパーク、GGNに認定
Cao Bang省人民委員会によると、ノンヌオック・カオバン(Non Nuoc Cao Bang)国立ジオパークが、ユネスコの認定する「世界ジオパークネットワーク(GGN)」に選出され、11月24日にセレモニーが開催される予定だという。
<バンゾック滝>
ノンヌオック・カオバン国立ジオパークは、ハノイから300km離れた場所にあり、3000平方キロメートルの規模を誇る。Cao Bang省のHa Quang区、Tra Linh区、Quang Uyen区、Trung Khanh区、Ha Lang区、Phuc Hoa区にあたり、Hoa An区やNguyen Binh区、Thach An区の一部も範囲に含まれている。
ノンヌオック・カオバン国立ジオパークは、生物の多様性、特殊な動植物や生態系で有名だ。
ジオパークは、化石、海底堆積物、火山岩、鉱物、生物が絶滅した痕跡、カルスト地形により成り立っている。
ジオパークには計25万人にのぼる9民族が住んでいる。研究者はピラミッド型やコーン型の地形、渓谷、洞窟、洞窟内の川や湖などの特殊な地質学的遺産を130種類以上発見したという。
ジオパーク内には他にも、Phia OacーPhia Den国立公園やThang Hen湖、Nguom Ngao洞窟など有形・無形文化遺産があるという。特に、中国との国境付近にあるバンゾック滝は200メートルの高さ、60メートルの幅を誇る。バンゾック滝は岩や木により3つの部分に分かれ、最大で水が30メートル落下する。
Pac Boは、1941年に革命運動を起こしてから30年後にホーチミンが戻った歴史的な場所としても知られている。また、Tran Hung Dao Forestは自然だけでなく、1944年にVo Nguyen Giap元総司令官がベトナム人民軍を創設した場所としても有名だ。
ノンヌオック・カオバン国立ジオパークの認定はベトナムにとって2回目となる。
2010年、Ha Giang省のDong Van Stone高原がベトナムで史上初となる「世界ジオパークネットワーク(GGN)」に認定された。東南アジアにおいて、Dong Van Stone高原の認定はマレーシアのLangkawiジオパークに続いて二番目だ。
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