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ベトナム発祥のカオダイ教とは?
カオダイ教の総本山はベトナム南部のTay Ninh省にある。
カオダイ教は発祥地はTay Ninh省だ。カオダイとは「高台」という意味で、「第3の宇宙原理」を信仰するとしても知られている。
1926年、カオダイ教はTay Ninh省から4キロメートル離れた場所で信仰が開始された。総本山は、寺院、信者や教員のための住宅、主に南部からの患者を受け入れている漢方薬病院などが集まる複合施設だ。
1955年、広さ200平方メートル、高さ25メートルにもなるカオダイ教の総本山が完成した。
上空から総本山を撮影した様子。
総本山には12カ所の入口があり、それぞれにドラゴンやライオン、亀、不死鳥、蓮の花などの彫刻が施されている。最も大きな入口には宝石を使用したドラゴンの彫刻2体が設置されている。
内部には森林のように見える2か所の大きな庭がある。関係者によると、庭には総本山が建設される以前から、油やゴムが採れる植物が植えられていたという。無論、これらの豊かな植物は多くの動物の餌になりうるため、フェンスは丈夫に作られている。
カオダイ教のシンボルは最高神を表した目だという。カオダイ教では、仏教、ユダヤ教、儒教、観音様の逸話も信仰されている。総本山では、これらの宗教をイメージした絵が多く見受けられる。
総本山に入る際、訪問者は必ず靴を脱がなくてはいけない。また、訪問者はメインの入口を利用することはできず、男性は右、女性は左の入口を利用する必要がある。
総本山内部では、特に真珠をあしらったドラゴンの彫刻をはじめ、華やかでカラフルな建築物や装飾を見ることができる。天井は空や星がイメージされているという。
寺にある大きな球体には宇宙を意味する3027個の星が描かれている。訪問者は球体に触れることはできない。
信者は1日に4回礼拝をしており、訪問者は1日のうちで最大の礼拝が行われる12時頃に訪れるのがおすすめだ。華麗な衣装を身にまとった数百人の信者は平日の礼拝に参加しており、それ以外の大勢はお祭りの際のみ礼拝に参加するという。
信者のHaiさんは「訪問者は神以外のすべてを撮影しても問題ない」と話した。
午後、人々は癒しと静寂を求めて総本山にやってくるという。
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