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ホーチミンで落書き被害深刻に
ホーチミンの大通りでの落書き被害件数が増加している。特に外国人の多いブイビエン通りの壁や電柱、扉には露骨な落書きがされているという。
15日、警察は家の壁に落書きをしたとして、台湾人のChang Yu Jui容疑者(28)を現行犯逮捕した。容疑者には罰金が科せられ、壁の修復をするよう命じられたという。
ブイビエンの路地裏では、いたるところに白で書かれた意味のない落書きがある。その都度新たな落書きをされることが多く、いたちごっこ状態だそうだ。
ブイビエンに住むDungさんは「私は60年間ブイビエンに住んでおり、多くの無礼者を見てきた。特に外国人だ。外国人は夜にブイビエンにやってきて、飲み食いや落書きをし、家の壁に向かって排尿する。落書きを見ればわかるが、ほとんど外国語で書かれているだろう」と語った。
ブイビエンの路地裏にある落書きの様子。
アメリカ人観光客のJohnさんは「今まで、こんな見苦しくて不快な落書きを通りで見たことがない」と話した。
落書きされた電柱の裏には中国語のシールが貼られている。
扉も落書きされるターゲットだ。
路上で屋台を営むNamさんは「落書きは毎日されているけど、犯行は深夜に行われるため犯人を捕まえることができない」と話した。
バインミー屋さんの壁がカラフルに落書きされている。
地上機器には多くの落書きが重ねられカラフルになっている。
駐車場の案内をする標識も、落書き被害を免れたわけではない。
ブイビエンに近いPham Ngu Laoにある落書きがされたバス停に、女性が座っている。
ホーチミン1区Pham Ngu Laoの担当者であるCao Hong Viet氏は「ブイビエン通りの安全性は強化され、通りに落書きをする人を捕まえるパトロール隊を組織する予定だ。我々は壁の塗り替え作業も行う」と話したという。
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