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ベトナム国営テレビ、9億円でFIFAワールドカップ2018の独占放映権を取得へ
22日、サッカーワールドカップ2018の独占放映権をベトナム国営テレビ(VTV)が取得したことが明らかとなった。
ベトナム国営テレビ(VTV)は独占放映権の取得におよそ800万ドル(約8億8000万円)を支払ったと報じられている。
Tuoi Tre newsの報道によると、ワールドカップの放映権の契約は22日の夜に結ばれたという。
ベトナム国営テレビの公式発表によると、インターネットやスマートフォン上での放映に関する契約はまだ正式に決定しておらず、これから議論される見込みだ。
ベトナム国営テレビの広報は「全ての放映権を取得した方が、映像の複製配信を防ぐためにも有効だ」と述べる。
今回の取引金額は800万ドル(約8億8000万円)であり、これにより全64試合が放映可能となる。
以前、オランダのテレビ局がFIFAに1500万ドル(約16億5000万円)での放映権取得を提示していたが合意に至らなかった。しかし、今回FIFAはベトナム国営テレビと交渉が進み、契約に至った。
交渉を開始してから契約に到るまでに期間は1ヶ月もかからなかったという。
ベトナム国営テレビのNguyen Thanh Lung代表は「ワールドカップの放映料金が継続的に上昇しているため、料金には今後も細心の注意を払う必要がある」と述べた。
ベトナム国営テレビは過去にもワールドカップ2010の放映権を270万ドル(約2億9700万円)で、2014年には700万ドル(約7億7000万円)で取得している。
FIFA ワールドカップは4年に一度開催されるサッカーの世界大会であり、ベトナムでは代表チームが初参加を果たしてからサッカーの人気度が急上昇した。
第21回目となる今年の大会はは6月14日から7月15日までロシアで開催される。
ベトナム国営テレビはベトナム国内での独占放映権を取得したことで、ベトナム国内で大会の放映をできるのはベトナム国営テレビのみとなる。
ベトナムは東南アジア諸国で唯一ワールドカップの放映権を取得している。
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